マツダのI-STOP
実車しましたが、なかなかエンジンがとまりませんでした。
本当にエコなのかどうか疑問です。
みなさんはどう思いますか? I-STOPについて
さん
I-STOPが作動するにはその前の走行条件があります。
作動に適した条件かどうかを様々なセンサーとコンピューターが判断して、常に安全と快適性を維持するようにエンジンの休止・再始動をコントロールしてるみたいです。
バスなんかは信号待ちでいちいちエンジン切ったりつけたりしていますが、それを一般車が自動でやってくれるのはとてもエコではないでしょうか。不愉快にならないように様々な技術も開発してますし、マツダは何気に良い技術を持っています。
世界中が開発に断念したロータリーエンジンを実用化したのも納得できますね。
水素燃料をつかったロータリーエンジンは外国で(どこか忘れた)正式採用されていますし、マツダの今後に期待大です。
さん
●どうしてアイドルストップしなかったか
現在のような外気温では、ほとんどアイドルストップしないはずです。これは、乗員の健康を考えてのことです。つまり外気温が高いときには、エンジンを停止して、乗員が暑さで不快になり、安全運転ができなくなると、問題であると考えた結果です。
少し涼しくなると、アイドルストップいたしますので、ご心配なく。
さて、ちょっと細かいのですが,アイドルストップ条件を下記に示しました。
■休止へ動作
★安全性チェック
シートベルト
ドア
電池充電状態
ブレーキ圧力
車両傾斜角
ブレーキ踏力
車速
エンジン故障など
★快適性
車室内温度
以上がOKで,ブレーキ圧力が所定値以上ならエンジン停止(休止)
■再始動への動作
以下の3つのパスがあります
(1)
★安全性チェック
電池充電状態
ブレーキ圧力
車両傾斜角
ブレーキ踏力
車速など
★快適性
車室内温度
以上がNGならエンジンを始動
(2)
★発進操作
ブレーキ・オフ
アクセル・オン
N/P→Dレンジ
i-stop OFFスイッチ
以上ならエンジンを再始動
(3)
★安全性チェック
フロントフード開
運転席シートベルト開
以上なら,警告音を出してエンジン停止
●i-stopの方式
i-stopでは,エンジンのクランク角度を再始動がやりやすい位置に制御します。このためにオルタネータ(発電機)の負荷を制御(ブレーキのように使って)して,クランク角度を所定の位置にします。
直噴エンジンで燃料を噴射,点火し,再始動します。この時,再始動に十分な駆動力が得られないため,スタータモータでも補助します。もともとi-stop(以前はSISSと呼んでいました)は,スタータモータを使わない方式でした。しかし直噴エンジンのみの制御では,多くの燃料量が必要なことがわかり,スタータモータを併用する方式に変更しました。
このような決定は,一見,「技術的な退歩」に思えますが,そうではありません。やはりマツダのエンジニアは,狭い考えではなく,どうすれば燃費が稼げるかという本来の目的にもどって,「スタータモータ併用」を選択したのです。これは本当に正しい判断だと思います。
なおスタータモータだけのVitzインテリジェント・パッケージより,i-stopの方が,再始動駆動力が大きいため,再始動時間が短く,実際に走行すると,一瞬の遅れを感じるとは,まずありません。
●i-stopの意義
よく燃費効果の少ない自動アイドルストップ車はムダというご意見の方がおられます。しかし現在のハイブリッド車の販売シェアは、これだけハイブリッド車人気でも11%です。二台目インサイトがハイブリッド市場に参戦する前は、せいぜい5%でした。
つまりハイブリッド車は、やはり高くて、初期投資分が回収できるかどうか、わからないのです。10年程度の使用期間であれば、インサイトよりフィットの方が、お得というのはよく聞かれるとおりです。
マツダのi-stopの意義は、多くのクルマに採用できる、優れた燃費改善技術であるということです。基本的に燃費の優れた直噴エンジンなら採用可能です。
今後、ターボチャージャを使うダウンサイジング・エンジンが普及していきます(VWのTSIエンジンがその例)。過給を使うことで発生しやすくなるノッキングは、直噴により軽減できます。つまり圧縮比を1.0程度、高くできます。つまり燃費改善のダウンサイジング・ターボと直噴は、相性がよいのです。
この変化が予測されているため、i-stopは高い意義をもつといえます。
簡単ですが,ご参考になれば幸いです。
さん
i-STOPの制御は、停止直前のブレーキ操作が一番重要です。
止まる直前に、ブレーキを少し踏み込み目にしてみてください。
嘘の様に、エンジンが停止します。(外気温関係なしにスコッと止まりますから)
止まる直前でブレーキを緩めるような操作を行うと、渋滞でのだらだら走行という認識をしてしまいます。
最後にブレーキをグッと踏み込むのがi-Stopを効率的に使うコツです。
このコツを掴むと、長い信号での停止などはかなり燃料の節約になります。
3分停止しただけで、およそ20~30ml程度のガソリンの節約となります。